みなさん、ETCの2022年問題をご存知でしょうか。
もしかすると、現在ご利用中のETC車載器がご利用できなくなる可能性があります。
該当するかどうか一緒に確認していきましょう!
ETC2022年問題とは
ETCの2022年問題とは「一部のETC車載器が2022年12月1日以降は使用できない」というものです。
その理由は、電波法の一部改正の影響です。
現行の電波法の規格は2005年12月から適用され、2年の経過措置期間を経て2007年12月に全面適用されたものです。
旧規格で認証を受けた無線設備も2022年11月末までは延長使用できる猶予期限が設けられていましたが、いよいよその猶予期限が迫ってきたのです。
ETC車載器も無線設備のひとつなので、旧規格のETC車載器は、この延長利用期限の影響を受けるということです。
自分の車についているETCが2022年問題に引っかからないか不安な方もいるでしょう。
ただ、2022年問題に引っかかるETCはそれほど多くなく、ごく一部の機種に限られます。
使用できなくなる車載器は?
ETC2022年問題で影響が出るETCを型式登録番号でご案内致します!お手持ちのETCの型式登録番号を調べる方法はETCによって異なります。本体に貼ってあるシールや取扱説明書、ナビのガイダンスなどを確認してください。
◆日産
日産ではいくつかの純正ETC車載器が使用できなくなります。以下のETC車載器型式登録番号をもつ車載器です。
ビルトインタイプ
- 0222
- 0260
- 0318
- 0266
- 0294
ビルトインタイプ以外のETC車載器
- 0266
- 0320
- 0253
- 0291
- 0319
- 0223
- 0112
詳細は日産のホームページを参照してください。
◆マツダ
- C9N1V6380(パナソニック製)
詳細はマツダを参照してください。
◆デンソー
- DIU-3102
- DIU-3104
詳細はデンソーを参照してください。
◆矢崎
- ETC-YM2N2
- ETC-YM5
詳細は矢崎を参照してください。
◆クラリオン
- ETC920
詳細はクラリオンを参照してください。
◆その他メーカー
三菱、古野電気、トヨタ、ホンダ、スズキ、カロッツェリア、アルパイン、ケンウッ、イクリプスで使用不可になる機種はありません。
2007年以前に発売されたETC車載器であっても、その多くは現行の電波法に対応したものとなっています。
2002年11月以降に発売開始された機種が2022年問題の影響を受ける可能性はまずありません。
国土交通省高速道路課は、2007年以前のETC車載器については2022年問題の影響を受けるかどうか個別にメーカーへ問い合わせるように、という趣旨の説明をしています。
自分が今使っているETCはかなり古い機種なので心配だという人は、メーカーへ問い合わせましょう。
<引用:ETCの2022年問題で使えなくなるETCがあるって本当?各メーカーごとに解説 https://car-days.fun/blog/etc-highway/23907>