阪神高速道路とNEXCO西日本は、近畿圏の新たな高速道路料金を6月1日午前0時から導入すると発表しました。
阪神高速では都心部に交通が集中している状況を受けて、交通分散を図るとともに対距離制を基本とした公平な料金体系に見直し、新たな上限料金を設定されます。
<参考:NEXCO西日本https://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/r6/0401b/>
上限料金を普通車1320円から「1950円」に引上げへ!
現行の料金体系への移行に際して激変緩和措置として導入されていた上限料金が、普通車で1320円から630円引き上げられます。2022年4月以降の首都高の新料金にほぼ追随する形となります。
これまでは32.3kmまでの通行に対し下限300円~上限1320円、32.3km以上を一律1320円とされましたが、今後は51.7kmまでを距離に応じた負担とし1950円まで変動するようになります。
なお、非ETC車は距離によらず1320円(一部末端区間除く)が適用されていたところ、1950円へ引き上げられるため、実質的には値上げです。ただし、「放射線の下り方向の利用等については、入口から利用できる最大限の距離料金を適用」するとしており、一律で上限料金の徴収とはなりません。
大口・多頻度割引を最大45%に拡充
大口・多頻度割引は、物流支援などのため、最大割引率を現行の35%から45%に拡充します。
深夜割引を新たに導入(20%)
深夜割引として午前0時~4時に阪神高速に流入する利用は20%割引になります。
大阪・神戸都心迂回割引(料金調整)の導入
新名神開通に伴う中国道の渋滞緩和や大和川線の全線開通を踏まえ、大阪および神戸都心部を避けて通行する利用が料金面で不利にならないよう、経路によらず起終点間の最短距離を基本にして料金を決定する都心迂回割引が導入します。
神戸都心流入割引(拡大)
名神ー3号神戸線を避けて中国道や7号北神戸線を経由し、31号神戸山手線や32号新神戸トンネル経由で神戸の都心へ流入した場合に料金を調整する「神戸都心流入割引」は対象を拡大します。
神戸都心迂回割引(新規導入)
大阪都心流入割引と同じく、2社にまたがって神戸都心部を迂回する利用に「神戸都心迂回割引」を導入します。
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